⚪︎熱電対
二つの異なる金属をつなげます。接点が二箇所できるようにつなぎ、この二箇所に、かたや温める、かたや温めない、と温度差を与えてあげると電気が流れ出します。これを「熱起電力」と言います。熱起電力は熱量に比例します。
この電気が流れ出す現象が「ゼーベック効果」、この異なる二つの金属のセットが「熱電対」、です。
この金属のペアは何種類もありまして、JIS規格でペアが決まってます。
消防設備では主に
・鉄とコンスタンタン(J)
・銅とコンスタンタン(T)
が使われているそうで。カッコ内は種類を示す記号です。
コンスタンタンは、銅とニッケルの合金です。
ところで読み方は「ねつでんつい」なんですよね。
「"熱"で"電"気を発する"対"の金属」だからなんですかね?
⚪︎熱感知器
接続個数は1感知区域ごとに、4個以上20個以下
感知面積は、72平米以下は4個以上
72平米を超えた場合、18平米ごとに1個増やす。
耐火構造ならば、88平米以下は4個以上。88平米を超えた場合、22平米ごとに1個増やす。
強引な覚え方。
まず「熱電対」、"対"でペアなんだから"2"と覚えておく。
消防呼ぶなら119。
後は設置個数をかけていく。最低個数は4なので、4からスタート。
耐火は9、耐火でないなら11。まあ耐火は数字小さいよね!となんとかして覚える。
耐火で4個設置なら、2×9×4=72なので、72平米まで見れる。
耐火でないなら、2×11×4=88なので、88平米までみれる。
5個設置なら、2×9×5=90なので90平米まで見れる。
あくまで「最低設置個数」なので、72平米に6個とかでも良い。
取り付け位置は、取り付け面の下方0.3m以内
検出部は点検しやすく、通行の支障とならない場所に、5度以上傾斜させずに取り付ける。
設置の際、極性に注意。起電力が累積されるように直列に繋ぎます。
試験にはメーターリレー試験器を使います。作動試験や、回路合成抵抗試験に用います。