消防設備士メモ兼備忘録

消防設備士試験に関するメモ、備忘録です

感知器の感知面積(消防設備士乙4・甲4)

尚尚尚尚(ひさたかなおあき)

以下、取り付け面の高さが

4m未満,4m以上8m未満,8m以上15m未満,15m以上20m未満

の順で記載。単位は省略。設置できない場合は「不可」と記載


耐火の場合

差動式スポット型

1種:90,45,不可,不可

2種:70,35,不可,不可


定温式スポット型

特種:70,35,不可,不可

1種:60,30,不可,不可

2種:20,不可,不可,不可


煙感知器(光電式、イオン化式共通)

1種:150,75,75,75

2種:150,75,75,不可

3種:50,不可,不可,不可



耐火でない場合

差動式スポット型

1種:50,30,不可,不可

2種:40,25,不可,不可


定温式スポット型

特種:40,25,不可,不可

1種:30,15不可,不可

2種:15,不可,不可,不可


煙感知器(光電式、イオン化式共通)

1種:150,75,75,75

2種:150,75,75,不可

3種:50,不可,不可,不可


煙感知器は耐火とかは関係なし。



ついでに取り付け面の高さのメモ

差動式分布型は15m未満

光電式分離型は20m未満

20m以上は炎感知器(20m未満でもつけられる)

に設置できる


ちょっと甲種向け。

地階、無窓階では、「差動式2種」でなく「光電式煙感知器2種」に差しかえる。

製図で出てきそうなひっかけ。



これを見てると

何でもかんでも煙感知器にすればよいのでは・・・となりませんか。私はなりました。

差動式二種は70平米なのに、光電式ニ種は150平米。どう見ても優秀。熱感知器2個おくなら煙感知器1個にすりゃいいのに。

煤塵が多いなど、設置できない場所は仕方ないと思います。でも、それ以外はみんな煙感知器にすればいいし。


その理由は、主に価格。

モノタロウで検索してみると、感知器の価格がなんとなくわかります。

作動式スポット型熱感知器、4000円しないくらいですかね。

光電式スポット型煙感知器、20000円くらいします。

5倍近くの価格差。まあまあなサイズ感の建物なら、この価格差は効きそうですね。

感知器の数は減るので点検の手間は減ります。なので、そこはせめぎ合いだそうで。


似たようなことが起きてるのが、P型発信機とR型発信機。Rがとっても高いんだそうです。

警戒区域(消防設備士乙4・甲4)

尚尚尚尚(ひさたかなおあき)

防火対象物を2以上の階に渡らないこと

但し、2の階に渡っても警戒区域の合計面積が500平米以下なら1つの警戒区域にできる

(3つの階に渡ってはいけない)


1辺50m以下

但し、光電式分離型感知器を設置する場合は100m、まで延長可能。


600平米以下

但し、主要な出入り口から内部を見通せる場合は、1000平米以下


因みに

斜辺51m、奥行き20m、幅47mのほぼ直角三角形

面積は約470平米ですが、一辺が50m超えてるので、警戒区域は2個です。


円なら、直径を「一辺」と考え

楕円なら、長い方の直径を「一辺」

多角形なら、最長の対角線を「一辺」

と考えるそうで。他にも中庭あったり〜壁あったら〜、でいろいろ変わるそうです。ややこい


ちょっと間違えやすいのが、トイレ類。

トイレは感知器の設置は免除されているものの、警戒区域の面積の算出には含まれます


次に階段や傾斜路の場合

階段、傾斜路、エレベーターなどの縦に長いものは、平面的な警戒区域と異なるので、居室、廊下などとは別の警戒区域にします。


地下一階までなら、地階+地上でセットで考えてOK

地下2階より深いなら、地上と地下で区別して警戒区域を設定。


高さは45m以下とします。

ところで煙感知器は垂直距離15mにつき一個。これが警戒区域と混ざる・・・!


水平距離50m以下の範囲で別の階段やエレベータがある場合、同一の警戒区域として設定できます。

ただし、頂部が3階層以上離れる場合は警戒区域を分けます。

例えば、建物が8階建てで、ダクトが2本ある場合。片方が8階まで、片方が4階まで。この場合、例え水平距離が50m以内でも、頂部が3階以上離れてしまっているので、警戒区域が分かれます。



ところで

「地階」ってなんなんですかね。

半地下みたいな場合どうするんでしょうか。


調べたところ、建築基準法施行令第一条に用語の定義があり、そこに「地階」が定義されてます。

要約すると、

床面が地盤面より低く、床面から地盤面までの高さが、その階の天井までの高さの1/3以上のもの

だそうです。天井高10mで、床面が地盤面から4m低い場合、これは「地階」判定です。


じゃあ地盤面って・・・目の前が坂道だったり、裏庭が崖に面したところでは・・・

これ以上深入りすると脱線しすぎるので、当ブログではここまで!

受信機と各機器間の配線(消防設備士乙4・甲4)

尚尚尚尚(ひさたかなおあき)

問題を解く上で、必ず「条件」を確認します。

例えば予備電源はあるか、表示灯は連動しているか。

これらで、配線の種類が変わります。


まずは受信機から出ている配線から。

⚪︎耐火配線にするもの

・非常電源

・中継機

但し、

受信機または中継機に予備電源があれば、これらは一般配線にできる


⚪︎耐熱配線にするもの

・地区音響装置

・消防用設備などの操作回路

・アナログ式の感知器

(中継機を介してアナログ式感知器へ接続する場合、受信機と中継機の間の当該配線も耐熱配線にする)


⚪︎一般配線で良いもの

・常用電源

・表示灯

・アナログ式ではない感知器

・発信機

但し、

発信機と消防用設備などが連動している場合は、表示灯が耐熱配線となる


その他

常用電源〜中継機 一般配線

非常電源〜中継機 耐火配線

但し、

受信機または中継機に予備電源があれば、一般配線にできる


覚え方

耐火配線→結構燃やしても踏ん張れるもの

非常電源は、電気がこなくなったら終わり

中継機は色んなところに色んな信号を送っているから、電気が来なくなったら終わり

でも予備電源あるなら、なんとかなる!


耐熱配線→耐火ほど強くないけど、それなりに耐えて欲しいもの

アナログ式は火災の状況を刻一刻と知らせるもの。今X度です!今Y度です!みたいなのを受信機に流します。これが早期に熱でやられてしまうと、火災の進行状況がわからなくなるので、耐熱配線だそうです。


一般配線→早期に熱でやられてもそこまで困らないもの。

表示灯、発信機、感知器は火事が起きた時に知らせるのに使うものなので、あまり困らない。



ケーブルはいろいろ種類あるみたいですが

実技だと一般配線はIV線、耐熱配線ならばHIV線の模様。

一応、

・耐熱配線は、HIV線を電線管などに納めて敷設。

・耐火配線は、HIV線を金属管などに納め、耐火構造の壁や床に埋設する。


こんな感じだそうで。